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免疫力アップやガンに霊芝

効能・効果

霊芝(レイシ)はサルノコシカケ科に属する担子菌類の一種です。和名ではマンネンタケと呼ばれているキノコで、広葉樹の枯れ木などに生えて栄養分を摂取しています。梅などの古木の10万本に2本~3本しか採取できないという非常に希少な品種は、滅多に人の目にふれることはありませんでした。その煎じた液は、古くから、心臓の機能に効力をもつ薬として珍重され、東洋医学では伝統的に使用されてきました。

霊芝の成分のβ-Dグルカンなどの多糖類や食物繊維、トリテルペン類には免疫活性作用や抗ガン作用があります。葉緑体を持たない菌類は光合成ができないために細い菌糸を縦横に伸ばし、ほかの生命体から栄養を吸収しているのですが、ガンの予防で注目されている霊芝のいろいろな成分は、キノコ本体よりも菌糸のほうに多く含まれているといわれています。β-Dグルカンは、霊芝の細胞壁をつくっている堅い食物繊維の構造で、人体においては、ガンやウイルスなどの異物を食べるマクロファージや、異物をみつけて攻撃するNK細胞(ナチュラルキラーさいぼう)に働きかけます。そして抵抗力を増強させ、感染症を防ぐものとして注目されています。また、医療の現場では、ガンの治療薬として利用もされています。

同じような効能をもったものに、アガリクスメシマコブがあります。

霊芝は、このような免疫機能のほか、血管や血圧、コレステロール、臓器の働きを調整したり、中枢神経の興奮を抑制するなど、身体のさまざまな機能のバランスをはかることがわかっていて、高血圧の改善や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病を予防したり改善する作用があります。また、鎮痛剤としての働きもあって、痛みやそれに伴う不眠を改善したり、不安な気持ちをとりのぞきます。抗ヒスタミン作用がアレルギーの改善に役立ちます。

飲み方

サプリメントの種類には、粒タイプ、カプセルタイプ、飲料タイプ、姿のままで販売され自分で煎じて飲むタイプなどもあります。独特の苦味がありますので、苦手な人は粒などがのみやすいでしょう。短期間では効果が期待できませんので、継続して摂取します。自分で煎じてのむものは、空腹時に摂取するほうが効果的です。

こんな人にオススメ!

  • ガンの予防
  • 動脈硬化の予防
  • 免疫力の強化
  • 血圧が高い
  • コレステロール値が高い

メシマコブで免疫力を高めガンを予防

効能・効果

メシマコブは、長崎県の男女群島の女島(めしま)でみられる、桑の古木に寄生するタバコウロコタケ科のキノコ。かたいコブ状になっていて、見た目はサルノコシカケや霊芝に似ていて傘の裏が黄色いのが特徴です。自然のごく限られた場所でしか生息しないし、天然のメシマコブはとくに成長が遅いといわれています。また人工栽培も難しいキノコです。メシマコブというのは日本名で、女島の野生の桑の木に寄生するキノコで、女島のコブタケ=メシマコブと呼ばれるようになりました。中国では古くから桑黄(そうおう)と呼ばれて薬として用いられていたし、韓国ではガンの予防や治療に使われ効果をあらわしたため医薬品として認められています。

メシマコブの有効成分は、細胞と細胞の間などにあるヘテロマンナンというタンパク複合体です。ヘテロマンナンが免疫力を増強させることで、ガンと闘う力を強化する働きのある細胞を活性化します。しかも抗ガン剤によって起こる副作用を軽減する効果が示されているのです。ほかに、β(ベータ)-グルカンなどが含まれます。キノコの健康パワーは多糖体にあるといわれていますが、キノコによって多糖の構造には違いがあります。メシマコブは、多糖の中でも注目されているβ-(1-3)D-グルカンや、β-(1-6)D-グルカンをたくさん含んでいます。

このメシマコブの強力な抗ガン作用は、1968年に国立ガンセンターにより発表されました。いくつかの菌類を用いて、マウスにガン細胞を移植した実験では、マウスにメシマコブの煎じ汁を投与したところガンの増殖阻止率が96.7パーセントまで達したといわれています。メシマコブの基礎研究では、本来人間がもっている免疫機能のうちの、ガン細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラーさいぼう)で約2倍、マクロファージなどの免疫細胞で約3~5倍の活性を高めることがわかっています。

経口摂取で有効であり、特に問題となる副作用がほとんどないメシマコブは、抗ガン作用のほか、糖尿病、アトピー、関節リウマチなどに代表される膠原病といった自己免疫疾患への効果も期待ができます。病気に負けない体をつくるため、日頃から免疫力を高め予防しておくのにおすすめです。

飲み方

サプリメントの種類には、粉末、顆粒、粒、お茶などさまざまなものがあります。朝起きてから、昼食と夕食の食間、夜寝る前などの空腹時に服用すると効果的です。医師の治療を受けている場合には、相談のうえ摂取してください。

こんな人にオススメ!

  • ガンの予防
  • 免疫力の強化
  • 生活習慣病の予防、改善
  • 自己免疫疾患

抗ガン・ガン予防にアガリクス

効能・効果

アガリクスはブラジルが原産のキノコで、和名はヒメマツタケといいます。昔からキノコ類には病気を予防・改善する効能が認められていましたが、薬効成分が豊富に含まれるアガリクスは、その代表として期待されています。

流通しているアガリクスの多くは暗所でのハウス栽培が中心ですが、ブラジルのサンパウロ郊外にある地方では、太陽の光を浴びて育てる自然露地栽培がごくわずか行われていて、自然露地栽培されたアガリクスはハウスで栽培されたアガリクスの5倍以上も免疫力を高めるといわれています。日本に当初、食用として入ってきたアガリクスはあまり美味しくなく食べにくいことから食用として普及しませんでしたが、研究や実験を重ねた結果、免疫力を活性化する成分が豊富に含まれていて、抗ガン効果が認められました。
その有効成分は、ビタミンDやβ(ベータ)‐グルカンといわれるもの。このβ(ベータ)‐グルカンはキノコ類に多く含まれる多糖類で、体内に吸収されると細胞を活性化して免疫力を強化します。この細胞の中には、ガン細胞の増殖を抑制し消滅させるナチュラルキラー細胞もあって、抗ガン効果がうまれます。また、血圧やコレステロール値、血糖値をさげる効果も認められています。

食品や植物から抽出される有効成分は、人の口から食べたり飲んだりしても吸収がそれほど良くなくて効果が出ないものもありますが、アガリクスのβ(ベータ)‐グルカンは、ほかのキノコから抽出されたものとは構造も違い、サプリメントからの摂取でも吸収が良く、効果的なのです。これは、β(ベータ)‐グルカンの多糖体が、豊富なたんぱく質と結合しているためともいわれています。

飲み方

アガリクス製品には、錠剤やカプセル、粉末、液状など様々な種類がありますが、自分ののみやすいものを選びましょう。摂取は空腹時ですが、アガリクスに換算して、1日に最低5グラムは摂りたいものです。

こんな人にオススメ!

  • 抗ガン
  • ガン予防
  • 高血圧
  • 高血糖
  • 動脈硬化予防

ガンで苦しむ人たちの間でもアガリクスは評判のいい上質なキノコです。