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レモンバームはリラックスのハーブ

効能・効果

レモンバームは南ヨーロッパ原産のシソ科の多年草です。別名を「メリッサ」といいます。このメリッサという名前には花の蜜を求めるハチが集まるミツバチの葉というような意味があります。ミツバチからとれるハチミツが唯一の甘味料だった時代には、とても価値の高い植物でした。

このようにミツバチと縁の深いレモンバームですが、そのパワーが注目されています。レモンバームは高血圧、神経性の消化不良、頭痛、ストレスなどに良いとされ、さらに脳の活性化や若返りといったうれしい働きがあります。ヨーロッパでは昔から、毎日飲み続ければ長生きすると言われ「長寿のハーブ」と呼ばれて親しまれてきました。

レモンバームの魅力は、何といってもその爽やかな香り。名前のとおり、レモンに似た爽やかで甘い香りがします。レモンとミントを合わせたような香りを嗅ぐだけでも、イライラや気分の落ち込みを取り除き、爽快感を与えてくれます。

見た目にもきれいで、料理やデザートに添えものに最適です。生の葉は、ハーブティーのほか、サラダ、ドレッシングといった料理に活用できます。レモンのような酸味はありません。摘みとった葉は乾燥させてハーブティーやポプリなどにも用います。また、葉や茎から抽出された精油(エッセンシャルオイル)は、緊張をやわらげ鎮静作用、リラックス作用があるため、アロマテラピーに利用されます。不安な気持ちを鎮め、悲しみを追い出し、気分を高めてくれるハーブです。ほかにもシトラール、シトロネラールなどの香り成分が含まれていて、花粉症に伴うイライラを沈める働きもあり、精神的ストレスの解消に役立ちます。

レモンバームにはアレルギー症状を緩和する効果があり、花粉症に対し優れた効力があることがわかっています。疲労回復、花粉症の予防にレモンバームティーがおすすめです。花粉症にはミントやシソなどのシソ科のハーブに含まれるポリフェノールが有効だといわれ、シソ科であるレモンバームでも効果的だということです。玉川大学の研究では、数あるハーブの中でも、このレモンバームが抗アレルギー作用ではとても高い効果があることが確認されています。

レモンバームのロズマリン酸というポリフェノール化合物は、生活習慣病の原因となりストレスがたまると増える活性酸素を除去する力が優れています。炎症を阻止する作用、血小板の凝集を抑制する作用があり、血流が良くなることで筋肉のコリを和らげます。

ほかに、解熱作用があり、風邪やインフルエンザによる発熱・頭痛を緩和します。消化促進作用があり、胃腸の調子を整えストレスからくる消化不良などを緩和します。

飲み方

レモンバームのサプリメントには、粉末や飲料タイプなどがあります。薬を飲みたくない人、眠気やだるさが気になる人はサプリメントを利用するとよいでしょう。妊婦さんや授乳中の人は摂取しないでください。

こんな人にオススメ!

  • アレルギー症
  • ストレスが多い
  • 疲れやすい
  • 消化不良
  • 肌荒れが気になる

バレリアンはリラックスと安眠を誘うハーブ

効能・効果

バレリアンは、ギリシャ時代から、精神や神経を鎮め、リラックスと心地よい眠りをもたらす植物として利用されてきたハーブの一種。ヨーロッパが原産の、オミナエシ科の多年生植物です。和名ではセイヨウカノコソウと呼ばれています。欧米では、副作用のない安全性の高いサプリメントとして、不眠症など睡眠障害のほか、不安感、神経症などの症状に効くことで人気のあるハーブです。

ハーブや薬として利用されるバレリアンの根には独特の強い臭いがあり、この臭いのもとになっているイソ吉草酸が活性成分のひとつとされています。そのほかの有効成分は、植物の精油の主成分であるテルペン類や天然植物由来の有機化合物アルカロイド。脳内にはγ(ガンマ)アミノ酪酸=ギャバという神経伝達物質があって、脳の中枢神経を穏やかに抑制して精神の安定に作用します。リラックス効果とともに眠りを誘う作用にも優れていますが、バレリアンの有効成分が大脳皮質からのγアミノ酪酸の放出を高めて働きを助けることで、安眠を促進するのではないかと考えられています。そのほか、筋肉の緊張をほぐす働きもあるので、肩や首のコリ、生理痛、緊張性の胃痛・腹痛を改善するのにも期待できます。

さまざまな臨床試験において、バレリアンの不眠症への有効性の報告があり、ある種の鎮静剤に比べ目覚めたときの不快感が少ないといったようなデータもあります。通常の用量を摂取する限り、安全性が高いです。

飲み方

サプリメントの種類には粒やカプセルなどがあります。不眠症に対してなら、就寝の30分~1時間前に摂取します。1ヶ月以上続けて摂取することで睡眠の質の改善に期待できます。ストレスや不安感、神経症などの鎮静に対しては、日中の使用も可です。さらに、レモンバームなど鎮静作用のあるハーブとの併用で相乗効果が期待できます。
妊娠中や授乳中の人の摂取は避けたほうが良いです。催眠作用や中枢神経抑制作用のある薬剤との併用、抗うつ剤や抗不安剤との併用は、効きめが強く出る可能性があるので避けましょう。

こんな人にオススメ!

  • 寝つきが悪い
  • 眠りが浅い
  • ストレスが多い
  • 緊張しやすい
  • 生理痛がつらい


バレリアン&ギャバ ぐっすり時間 約30-50日分

心身をリラックスさせるテアニン

効能・効果

テアニンは、緑茶に含まれる旨み成分でアミノ酸の一種です。緑茶のもつ旨みや甘みがこのテアニンで、苦みや渋みはカテキンといわれるものです。抹茶や玉露など高級な緑茶ほど、テアニンが多く含まれています。緑茶以外にもさまざまな食品の苦みやえぐみも抑えるので、お菓子類や飲料水などにも用いられ、風味の改善に利用されています。興奮を鎮めて緊張を和らげる働きをもっているので、よくイライラするという人やリラックスしたい人は摂りたい成分です。

テアニンを摂取しての臨床試験をおこなったところ、摂取から30分ほど経過するとリラックスの指標となるアルファ波が発生したことが確認されています。また、抗ストレスについても、テアニンの摂取によってストレスの抑制が認められています。そのほかにもテアニンには、睡眠の質の改善や月経前症候群(PMS)の改善、血圧降下作用、体温上昇作用、脳神経細胞保護作用などがあります。

テアニンは睡眠薬と同じく脳内のある働きを強めることで睡眠を改善させますが、睡眠薬とは違い、テアニンを日中に摂取しても眠くはなりません。夜と違って覚醒水準の低下や眠気の増強は起こらずに、リラックス度が向上します。これは、テアニンが、摂取する時間帯によって覚醒と眠気のバランスを適正に調整し、夜は催眠作用、日中は覚醒作用を発揮するためだと思われています。しかし、お茶にはテアニン以外に覚醒作用のあるカフェインが含まれているので、睡眠を改善するためにテアニンを摂るのであれば、お茶よりもサプリメントがおすすめです。このように、テアニンは副交感神経の働きを優位にして、脳でアルファ波を増加させリラクゼーションの効果をみせます。また、テアニンが脳内に入ることで神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの濃度を変化させるため、記憶力や学習能力が高まると考えられています。

飲み方

サプリメントの種類には粒やカプセルがあります。テアニンの一日の摂取量は200mg程度が適量だといわれています。

こんな人にオススメ!

  • リラックスしたい
  • よく眠れない
  • 血圧が高い
  • 月経前症候群(PMS)の改善

テアニンのサプリメント一覧はこちら

カモミールの鎮静・催眠作用

効能・効果

カモミールは、リンゴのような香りの花を持つことで知られるキク科の植物です。ヨーロッパでは、数千年も前から薬草として人々に利用されてきて、最も歴史のある民間薬です。日本へは19世紀の初めごろに入ってきて栽培されるようになり、和名を『カミツレ』といい、日本でも民間治療薬として扱われてきました。

カモミールといえばまずハーブティーとしてのカモミールティーが頭に浮かぶ人も多いと思いますが、現在では万能ハーブとして、私たちの暮らしのいたる所で利用されています。アロマテラピーをする人が増え、ローションや入浴剤、シャンプーなどにも多く使われ、人気です。

カモミールといわれているハーブでメディカル・ハーブとして利用されているのは、ジャーマンカモミールという種類です。このほか、ローマンカモミールというカモミールもあって、こちらはハーブティーにすると苦味があります。

カモミールには鎮静作用があります。興奮していたり疲れたりしてなかなか眠りにつけない夜にカモミールティーを飲むことで、気持ちが落ち着きリラックスして安眠を促します。胃腸のけいれんや炎症を和らげたりしてくれるので、胃腸の調子を整えるのにも効果が期待できます。また、保湿効果があるとされ肌に潤いを与えてくれるので、入浴剤に使われます。近年では、毛髪への効果も期待されていて、抜け毛を防いだり髪にツヤとハリを与えるなどで、カモミールが配合されたシャンプー・リンスや、髪を染める染毛剤もあります。
このように、カモミールの薬効は幅広く多様です。

なお、カモミールは、近くで栽培することで互いの成長に良い影響を与えるとされていて、まわりに生えている植物を健康にする働きがあります。キャベツやタマネギのそばに植えると、害虫予防になるともいわれています。

飲み方

ハーブティー。妊婦さんや授乳中の人は、常用や多量摂取を避けましょう。

こんな人にオススメ!

  • 寝つきが悪い
  • 気持ちを落ち着けたい
  • 肌荒れが気になるト
  • 抜け毛が気になる
  • 胃腸の調子が悪い