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毛細血管を強くするルチン

効能・効果

ルチンはビタミンPに含まれるビタミン様物質です。ビタミン様物質というのは、ビタミンに似た作用があったり、ビタミンの働きを助けたりするもので、人間が体内でつくり出すことができる物質です。柑橘系の黄色い色素のフラボン類とともにフラボノイド化合物とも呼ばれます。

日本人の身近な食品では、ソバに多く含まれています。特に、少し苦味のある「ダッタンソバ」には、普通のソバの60~100倍ものルチンが含まれているそうです。熱に弱い性質で、ソバを茹でると、せっかくの栄養成分がお湯に流れ出てしまうので、ソバを食べる時に一緒にソバ湯を飲むのが良いといわれています。ほかには、グリーンアスパラガスやトマト、オレンジ・グレープフルーツ・レモンなどの柑橘類の果皮、クランベリーやクワの実などにも含まれます。食品からのルチンの摂取量については、一日に30ミリグラムが理想的で、2回に分けて摂るのがよいです。

ルチンには、健康に良いさまざまな効能があるとされています。特に血流の改善に優れていて、毛細血管を強化する働きがあることが知られています。毛細血管に弾力がついて丈夫になれば、血液の流れがスムーズになります。その結果、血栓からおこる高血圧や動脈硬化などの症状の改善、予防につながります。脳細胞の活性化にも効果的です。歯ぐきからの出血や、打撲でできるアザなど内出血を防ぐ働きもあります。

また、ルチンは鼻づまりなどのアレルギー反応を引き起こすヒスタミンの分泌速度を遅らせることがわかっていて、アレルギー疾患に対する治療薬として使われることもあります。

そのほか、ルチンには、ビタミンC の吸収を良くして機能を助け、効果を高める作用があります。ビタミンC の機能が強化されるとコラーゲンの合成が促進されます。血管や細胞の機能を補う体内での働きと、シミやしわ、たるみを防いで、外見的な効果としては肌の老化を予防します。ビタミンC は抗酸化作用が強く、免疫力を高める効果があり、ルチンの摂取は風邪をはじめとしたウイルス性の感染症やガンの予防にも役立ちます。疲労回復にも効果があります。これらのことから効率良く効果的に摂取できるので、ビタミンC と一緒に摂るのがおすすめです。

飲み方

サプリメントの種類には、粒タイプやカプセルタイプなどがあります。また、ソバ茶からもルチンの摂取ができます。ただし、ソバから抽出されたルチンには、不純物としてソバアレルギーの原因たんぱく質が含まれる可能性があるので、ソバアレルギーの人は摂取しないでください。

こんな人にオススメ!

  • 血圧が高い
  • アレルギー症
  • 血栓・動脈硬化の予防
  • ガンの予防
  • 肌の老化予防

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ゴマペプチドで血圧の上昇を抑制

効能・効果

古来から不老長寿の秘薬として世界中で大切にされてきたゴマはとても歴史のある食品。そのおよそ20パーセントが植物性のタンパク質で、必須アミノ酸が豊富に含まれています。ほかには、不飽和脂肪酸、カルシウム・鉄など多くの栄養成分を含んでいます。ゴマといえば、『セサミン』がよく知られている成分ですが、もうひとつ注目されるのが、ゴマに含まれる『ゴマペプチド』です。ペプチドとは、タンパク質が酵素によって分解される過程のものをいい、2個以上のアミノ酸が結合してできています。ACE(アンジオテンシン変換酵素)という酵素の働きを阻害することで血圧を上昇させる物質の生成を抑えて血圧を降下させるように働き、心臓病や脳卒中といった病気の予防に役立つと考えられています。このペプチドには、ほかにラクドペプチド、イワシペプチドなどいくつかの種類がありますが、ゴマペプチドによる血圧の上昇を抑制する作用は、他のペプチドと比べて特に優れています。これらのペプチドは血圧を緩やかに降下させ、やさしく体に作用するのが特徴です。

ある飲料会社の科学研究所において、血圧が高めの人と正常の人を対象とした試験の結果では、1日に500ミリグラムのゴマペプチドの摂取で、高めの人には血圧の降下が認められています。また、血圧が正常な人が同じ量を摂取した場合でも下がり過ぎることがないことも認められています。

ゴマには抗酸化作用があり、生活習慣病を予防したり、改善したりするのにも効果的です。『ゴマはさびない』などというように、抗酸化成分は、アンチエイジングにも効果をもたらします。普段からゴマをかけて食べるようにしましょう。

飲み方

サプリメントの種類は粒や飲料タイプがあります。食品由来であり副作用の心配はありませんが、原材料に食品アレルギーのある人は摂取を避けましょう。

こんな人にオススメ!

  • 高血圧
  • コレステロール値が高い
  • 生活習慣病の予防
  • 老化の予防


ゴマペプ茶【特定保健用食品】

細胞を活性化する大麦若葉

効能・効果

大麦若葉はイネ科の植物で、大麦の若葉です。大麦は、栽培の途中に新芽を何度も踏みつけることで株分けされて増えていく、とてもたくましい植物です。そして、この新芽を摘み取って成分を抽出したのが大麦若葉エキスです。

大麦若葉は、緑黄色野菜のほかのものと比べて、葉緑素をはじめ、各種のミネラル、ビタミン、酵素、たんぱく質といった栄養素の含有量が多いことで注目されています。例えば、ミネラルの含有量をほうれん草と比べると、カリウムがおよそ18倍、カルシウムがおよそ11倍、マグネシウムがおよそ4倍、鉄がおよそ5倍も含まれています。人の体の中にこのようなミネラル成分が不足すると、内臓や細胞が疲れて弱ってしまい、ガン、脳溢血、心臓や肝臓の病気を招くといわれています。そして注目する点は、活性酸素を消去するSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)が豊富に含まれていることです。SODは金属イオンを持った酵素で、酸化ストレスを減少させる役割があります。ガン細胞では活性酸素が極頻繁に産生されていて、SODの阻害に感受性を示す場合があるため抗がん剤の攻撃の対象として研究が行われています。

大麦若葉はいかにもな感じの、とても濃い緑色をしていますが、これは葉緑素をたくさん含んでいる証拠です。緑色野菜の搾り汁である青汁の原材料のひとつとして代表的なものですが、大麦若葉の青汁には爽やかな香りと甘みもあって、青汁が苦手だという人にもおすすめできます。大麦若葉のエキスには特に、ビタミンB1やビタミンC、カロチンがたくさん含まれていて、体内の新陳代謝を活発にします。天然の葉緑素は分子の構造が血液の色素に近くて、傷や炎症、膵炎の症状の改善に有効だとされています。

最近の研究で実証された効用のひとつに、血流の改善があります。また、動物実験では、大麦若葉の青汁の粉末から抽出した成分に、ストレス性の潰瘍を抑える効果があることが認められています。

飲み方

粉末、顆粒、粒の種類があります。生活習慣病の予防として毎食ごとに摂りたいところです。葉緑素中にある成分の大量摂取によって皮膚に障害をおこすことがありますので、大量摂取は避けましょう。

こんな人にオススメ!

  • 高血圧
  • コレステロール値が高い
  • 貧血
  • 疲れやすい
  • ガンの予防