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ダイエット&筋肉アップに最適なサプリ

体に負担をかけずにゆっくりと

現在、人気が急上昇している新しいサプリメントに、脂肪燃焼サプリメントとスポーツサプリメントがあります。脂肪燃焼サプリメント(体熱発生促進剤、代謝増強剤ともいう)は、代謝速度を上げることで脂肪の燃焼を助けます。

スポーツサプリメントは筋肉を鍛え、体力やスタミナを増強し、運動後の疲労回復を早める働きをします。スポーツサプリメントが脂肪燃焼サプリメントを兼ねていることも多く、また、その逆の場合もあります。

脂肪燃焼サプリメントとスポーツサプリメントは似ていますが、大きく異なる点があります。普通、脂肪燃焼サプリメントは体重を減らし、美しいからだを維持したいと願う人のためのサプリメントですが、スポーツサプリメントのなかには(すべてではありませんが)筋肉を増やすボディビルダーたちのためにつくられたものもあり、そういったサプリメントはたいていの場合、高カロリーで、筋肉を鍛えるという特別な計的のために激しい運動をする人を対象としています。

しかし、スポーツサプリメントは日々からだを鍛えるボディビルダーや競争の厳しい運動選手だけのものではありません。実際、こういったサプリメントはフィットネスに熱心な人、からだによいことなら何でもしたがるごく普通の人をターゲットにしています。

週に数回トレーニングをこなし、週末にスポーツを楽しむけれども、決して激しい運動をしたいと願っているわけではない、そういう人に向いています。ごく最近まで、スポーツサプリメントといえばたんばく同化ステロイド、つまりホルモンに似た働きをする処方薬をさしていました。これは乱用すると、からだにひどい害がおよぶというものです。

しかし現在では、非常に効果があり、安全かつ合法の非ステロイドサプリメントが自然食品店で手に入るようになりました。ただし、注意しなければならない点があります。これまでに述べたスポーツサプリメント、とくにテストステロン(男性ホルモンの一種)を増加させるサプリメントは、最近登場したばかりの製品であり、その効果は実証されていないということです。

安全だとは思いますが、長期間使用した場合の影響についてはわかっていません。とくに、家系に前立腺がんなど、ホルモン系のがんにかかったことのある人がいる場合は注意してください。女性がテストステロンを増加させるサプリメントを使用する場合は、注意しなくてはいけません。こういったサプリメントは筋肉を鍛えますが、顔の産毛が濃くなるなどの影響の出ることがあります。

テストステロンは閉経期女性のホルモン置換療法などに用いられることがありますが、副作用が起きにくいよう服用量が微妙に調節されています。スポーツサプリメントや脂肪燃焼サプリメントは本当に効果があるのでしょうか。

一晩でからだを思いどおりに変身させてくれる錠剤や飲み薬などありません。すべてのスポーツサプリメントや脂肪燃焼サプリメントは、運動をしたり、食事に気を追ってこそ効果があるのです。サプリメントを摂取しただけで効果を期待してはいけません。次に挙げるサプリメントが、もっとも新しいサプリメントです。

テストステロンを増加させるサプリ
アンドロステンジオンはいま話題になっているスポーツサプリメントで、主に男性ボディビルダーや運動選手が使用します。
アンドロステンジオンは体内生成される天然ホルモン、DHEAの代謝によってつくり出される男性ホルモン物質の一種です。これまでの研究から、アンドロステンジオンが体内のテストステロンを増すために、筋肉が増加すると考えられています。

1966年、「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メデシン」誌にある研究報告が発表され、男性ホルモンの一種、テストステロンはボディビルダーの間で熱い注目を集めました。

重量挙げの男性選手を2のグループに分け、それぞれに毎週、テストステロンもしくは偽薬の注射を行い、同じ運動プログラムをこなしてもらいました。10週間後、テストステロングループは偽薬グループと比べ、三頭筋と四頭筋が非常に発達したのです。

通常、テストステロンは処方箋がないと入手できません。テストステロンが欠乏していると診断されないかぎり使用できないのです。そこでボディビルダーは、テストステロンを摂取した場合と同様の効果を得るために、アンドロステンジオンのようなテストステロンを増加する市販のサプリメントを求めていたのです。

アンドロステンジオンについてはすでに色々なことがわかっています。たとえば、国際大会で好成績を出しているドイツの運動選手の間では、アンドロステンジオンが幅広く使われています。

ただし、その薬効を実証するような人体を対象とした研究はほとんど行われておらず、アンドロステンジオンが本当にテストステロンを急増させるのかを疑問視する研究者もいます。もっとも、実際に使っている人は、アンドロステンジオンの効果に満足しているようです。アンドロステンジオンは単体でも売られていますが、多くの場合、ほかのスポーツサプリメントとの複合栄養素に配合されています。100mgカプセルを1日2錠摂取してください。トレーニングを行う1時間前に1錠飲むと効果的です。

  • 注意 :
  • テストステロンは分解され、ジヒドロテストステロンと呼ばれる、さらに効果の高い物質に変化します。
    ジヒドロテストステロンは前立腺肥大の原因となり、前立腺がん腫瘍の成長を促します。前立腺肥大症や前立腺がんの人は、アンドロステンジオン製品などのテストステロンを増加させるサプリメントを使用しないほうがよいでしょう。また、テストステロン増加剤を使用している男性は、必ず前立腺の健康維持に効果のあるハーブ、ソーパルメットを摂るようにしてください。

抗酸化物質リポ酸が筋肉の回復を早める
運動をするのはからだによいことです。筋肉を増強して安定させ、余分なカロリーを燃焼し、からだじゅうに活力を与えます。
しかし、運動の効果を得るために、相応の代償を払う必要があります。トレーニングをすればするほど多くの酸素を燃焼し、酸素を燃焼すればするほどフリーラジカルが生成されるからです。

フリーラジカルは、過度に運動することによる筋肉の疼痛、あるいは硬直(トレーニングを行った翌日、または翌々日に痛みや硬直を感じる)の原因となります。最近の研究結果から、抗酸化物質が筋肉の回復を早め、トレーニング後の疲労感を軽減すると考えられています。ビタミンAやビタミンC、ビタミンE 、セレニウムは、トレーニングとは関係なく摂取をおすおすめしたい抗酸化物質ですが、フィットネス愛好家の間に広まっている新しい抗酸化物質があります。そのひとつが、リポ酸です。リポ酸は強力な抗酸化剤であるだけでなく、体内のエネルギー生成を助け、血糖値を正常に保ちます。

500mgのカプセルを毎日2錠摂取してください。Nアセチルシステインもトレーニングの回復を早めるサプリメントのひとつです。NAC製サプリメントを摂取することで、血液中のグルタチオン値が増えてフリーラジカルが減少し、回復が早くなることがわかっています。500mgのカプセル、または錠剤を食事と一緒に毎日3錠摂取してください。

ケガの痛みや炎症などを緩和するブロメライン
ブロメラインはパイナップルに含まれる酵素のひとつで、ケガによる痛みや炎症をやわらげ、トレーニング後の回復を早める働きがあります。ブロメラインには天然の抗炎症剤が含まれており、ねんざや、ほかのケガによる痛みを軽減するのに用いられます。500mgの錠剤を1日3錠まで。
テストステロン値を高く保つクリシン
エストロゲンは女性ホルモン、テストステロンは男性ホルモンとして知られていますが、実際は男性も少量のエストロゲンを、女性は少量のテストステロンを生成しています。

男女とも、テストステロンは体内で分解され、エストロゲンに変化します。事実、筋肉を増強する目的でテストステロンを増加させるサプリメントを使用している男性は、エストロゲンが増加して女性化することがあります。これではボディビルダーの意図とはまったく逆ですね。フラボンXとして知られるクリシンは、アロマターゼ(テストステロンからエストロゲンへの分解作用を司る酵素)を抑制することで、テストステロン値を高い状態に保ちます。

クリシンは単体での使用も、アンドロステンジオンやDHEAなどのテストステロン増加剤と併用することもできます。人体におよぼす効果についての研究はほとんど行われていませんが、1~3gのクリシンを摂取していた、ヨーロッパのオリンピック選手のテストステロン値が30%も増加したという報告があります。

カフェインなどの減量サプリメント
カフェインは体熱発生物質の一種で、代謝速度を早めてカロリーを素早く燃焼してくれます。またエネルギーレベルを高め(一時的に)、敏捷にしてくれる刺激剤でもあります。エフエドラは呼吸器疾患の治療に古くから使われてきたハーブで、多くの場合、抗ヒスタミン剤の成分となっています。

減量用サプリメントのなかにはカフェインとエフェドラ、ほかの発熱剤が配合されているものがあります。このような製品を使用する際は注意してください。

カップ1杯のコーヒーには120 mgものカフェインが含まれていますが、減量用サプリメント1カプセル中にはこれ以上のカフェインが含まれていることを忘れてはいけません。カフェイを摂りすぎると不眠症や神経過敏、動悸などの症状が現れます。エフエドラも血圧を上昇させるので、同様の症状が現れます。

カフェインやエフエドラに対する反応は人によって異なり、過剰に反応する人もいれば、平気な人もいます。正直なところ、刺激剤の使用をあまりすすめませんが、使用する場合は摂りすぎないよう注意してください。服用後にめまいや不安感を覚えたら、使用をすぐに中止してください。多くの体熱発生物質にはアンフェタミン(食欲減退剤や覚醒剤などに供される)が配合されていますが、そういった製品は使用してはいけません。このような製品には副作用が見られることが多いだけでなく、依存性があります。

人気急上昇中のスポーツサプリメント
チワヤ chiwujaは、脂肪を燃焼し、スタミナを増強するスポーツサプリメントとして人気が出はじめている中国ハーブです。
中国北京の予防医療アカデミーとノーステキサス大学ヘルスサイエンスセンター生理学部の研究により、チワヤが運動中の代謝を、より多くの脂肪を燃焼し、あまり炭水化物を燃焼しないよう変化させることがわかりました。

チワヤを摂取することで、疲労を感じるまでの間により長く、より激しいトレーニングをこなせるようになると期待されています。チワヤは単体でも売られていますし、スポーツサプリメントにも配合されています。

脂肪を減らし、筋肉を増強するミネラル
クロム・ピコリネイトは、脂肪を減らして筋肉を増強する働きがあるので、ボディビルダーや、減量してからだを引き締めたいと考えている一般の人向けのサプリメントになるといわれているミネラルです。

ミソネタ州立ベミジ大学で行われた研究では、男性運動選手に毎日200 ㎍のクロミウム・ピコリネイトと偽薬を与えました。6週間後、クロム・ピコリネイトを摂取していた選手は40.4 %も筋肉をつけましたが、偽薬グループの選手はわずか7 %でした。

また、運動不足による肥満症の患者に72日間クロム・ピコリネイトを与えたところ、平均4.1 ポンド(約1.5 kgの脂肪が落ち、1.4 ポンド(約0.5 kg)の筋肉が増えました。
カロリー摂取量を減らしたり、運動したりしなくても、そのような結果が得られたのです。そうした理由から、きたえられた、美しいからだを手に入れたい、と願う人にはクロム・ピコリネイトをおすすめします。200~600 ㎍のクロム・ピコリネイトを、毎日摂取してください。

脂肪を遮断する新しいサプリメント
脂肪遮断薬」は、脂肪の吸収を阻害することで体重を落とす新しいサプリメントです。補助食品として脂肪遮断薬の開発を行っている製薬会社もありますが、すでにいくつかの天然製品が市販されています。このような天然製品のなかでも、エビやカニなどの甲殻類の外骨格に含まれる、キチン質からできるのがキトサンです。

食物繊維と同様、キトサンは体内で消化されません。キトサンは消化管を通り抜ける間に自らの重量の4倍から6倍の脂肪を吸収し、脂肪が代謝されてぜい肉となる前に体外へ排出します。しかし、同時に脂溶性ビタミンの吸収も阻害するため、このサプリメントを一時期に2週間以上使用しないほうがよいでしょう。

カロリー燃焼に、間接的に働く補酵素Q10
補酵素Q10(CoQ10)は、体内エネルギーの生成に不可欠な物質であり、そのためスポーツサプリメントとして普及しています。CoQ10はミトコンドリア(からだを動かす燃料であるアデノシントリプトファンを生成する細胞内の発電所)を刺激する複雑な生化学的過程において必要とされる物質です。

CoQ10は、エネルギー生成に関与していることから、直接的ではないにしても、脂肪に変化してしまうカロリーを燃焼してくれる働きがあります。

心臓によいサプリメントでもあり、日本では心臓病患者に投与されることが多いです。ただし、メーカー数社が考えるようにCoQ10サプリメントを摂取することでエネルギーが増すわけではありません。

通常は60 mgのカプセルを毎日2錠摂取してください。

筋肉を萎縮させるホルモンから守るサプリメント
激しいトレーニングの最中、からだはテストステロンなどのたんばく同化ホルモンや、筋肉をつくる成長ホルモンを分泌しています。
しかし、同時に異化作用(体内に貯蔵された物質を分解する作用)の原因になるストレス、筋肉の萎縮、コルチゾールなどのホルモンの影響を受け、筋肉増強ホルモンの効果を打ち消してしまいます。

リノレン酸配合体(CLA)は脂肪酸の一種で、通常、家畜牛を太らせたり、家畜をストレスホルモンから守るのに使います。人体に与える影響を研究したところ、CLAが筋肉を萎縮させるホルモンの影響を取り除くことがわかりました。

筋肉はカロリーを燃焼するので筋肉が多ければ多いほど、余分なカロリーは脂肪として蓄積されにくくなるため、CLAは減量したいと望む人に効果がありそうです。600~1200 mgのカプセルを1日3錠、食前に摂取してください。

運動能力を高める冬虫夏草
冬虫夏草は、中国のガの幼虫に生えるキノコの一種で、疲労とたたかい、活力を増強させるのに古くから使われてきました。
現在はスポーツサプリメントとして市販されています。中国の研究によると冬虫夏草は運動能力を高めるので、中国の運動選手に広く利用されています。ぜんそくや呼吸器疾患の治療にも使われており、呼吸器官を拡張して体内に取りこむ酸素量を増やすことで、運動能力を高めるのではないかと考えられています。
酸素は細胞のエネルギー生成に必要であり、持久力の維持にも不可欠です。冬虫夏草は単体で売られているほか、ほかの中国強壮ハープとの複合剤が市販されています。525 mgのカプセルを1日2錠、食事と一緒に摂ってください。
疲れた筋肉細胞を復活させるクレアチン一水和物
おそらく、現在市販されているスポーツサプリメントのなかでもっとも人気のあるのが、クレアチン一水和物でしょう。からだを動かす燃料、アデノシントリホスヘート(ATP)の生成に不可欠な物質であり、骨格筋に多く含まれています。

激しい運動をすると筋肉中のクレアチンが消耗します。サプリメントでクレアチンを補給すると、疲れた筋肉細胞が復活し、スタミナが増強されるので長時間トレーニングを行うことができるのです。「国際スポーツ栄養」誌に発表された研究で、クレアチンサプリメントを摂って日常的に運動をしている人は、クレアチンサプリメントを使用せずにトレーニングだけを行っている人と比べて、より多くの脂肪を燃焼し、質のよい筋肉がついていることがわかりました。

また、テキサス女子大学とテキサス大学サウスウェスタン・メディカル・センター、クーパー病院の共同研究では、クレアチンが男性重量挙げ選手の運動能力を高め、ふだんより重い重量を回数も多く持ち上げることができました。

クレアチンサプリメントには水やジュースに溶かして飲む粉末や、口のなかで溶かすタイプのものがあります。毎日500 mg(大さじ1杯の粉末)を水かジュースに溶かして飲んでください。

カロリーの摂取制限をする場合は必須脂肪酸
体重を落として筋肉をつけたいと思っている方は、意識的に脂肪分の少ない食事を摂っていると思います。1 gの脂肪が倍のカロリーや炭水化物になる。脂肪分の摂取を減らすと、脂肪のない組織や筋肉ができる、

一見、理にかなっているようです。しかし実際には、極端に脂肪を制限した食生活が逆効果となっているのです。脂肪がついて筋肉が落ちてしまう理由はいくつかあります。

第一に、ある程度脂肪分がなければからだは十分に機能しません。筋肉をつくるうえで不可欠なホルモンの生成や、脂溶性ビタミンの吸収に脂肪は欠かすことができません。とくに、体内で生成できない必須脂肪酸は必要なのです。第二に、炭水化物と一緒にある程度の脂肪を摂らないとすぐに空腹感を覚えるため、過食気味になりやすいのです。炭水化物はインスリンを分泌させ、インスリンがグリコーゲン(糖)を筋肉細胞に送ります。炭水化物とともに少量の脂肪を摂ることでグリコーゲンが筋肉に送られる速度が遅くなり、カロリーが脂肪に変化するまでに燃焼される時間が長くなります。

第三の理由ですが、必須脂肪酸が欠乏すると肌や髪がひどく乾燥するなど、不快な症状が現れます。カロリーの摂取制限をする場合は必須脂肪酸サプリメントを補給するようにしましょう。亜麻に仁油やルリヂシャ油(高価です)には必須脂肪酸が豊富に含まれています。食事に大さじ、1~2杯のオイルを加えるか、カプセル状のサプリメントを毎日1錠から3錠摂ってください。

水分補給を助けるグリセロール
運動をする際、失われた水分を補給することが大切です。グリセロールの基本的な働きは、水分補給を助けることです。水だけを飲んだ場合と比べるとグリセロールは評判どおり、激しい運動中でも水分を保持し、体温と心拍数の上昇を抑えてくれます。

グリセロールが配合されたスポーツドリンクはスポーツ用品店や自然食品店で入手できます。激しい運動をする30分前にグリセロール入りスポーツドリンクを飲んでください。運動中には必ず水分を大量に摂るようにしてください。たとえばマラソンのように長時間の運動をする場合は、途中でグリセロールを補給することも必要です。

成長ホルモン促進剤について
L-アルギニンとL-グルタミンには脂肪を落とし、筋肉をつくる成長ホルモンの生成を促す作用のあることが知られています。歳をとるにつれて成長ホルモンが減少することが、体がもろくなる筋肉萎縮の原因であると考える専門家もいます。

成長ホルモンが不足すると筋肉が落ちるのですから、成長ホルモンを補えば筋肉がつくような気がします。成長ホルモンを直接摂取することをすすめていない専門家が多いのも事実です。

人間の成長ホルモンは高価なだけでなく(1ヶ月に1000ドル程度)、処方箋なしでは手に入れることができません。また、体液のうっ滞やひどい関節炎など、不快な副作用を伴うこともあります。

からだのたるみをなくし、筋肉を増強するためにボディビルダーは、L-アルギニンやL-グルタミンなど天然の成長ホルモン分泌促進剤に注目しています。激しい運動をすることが自然に成長ホルモンの分泌量を増やす方法であり、運動によって成長ホルモンを生成する力が高まると考える研究者もいます。

つまり、激しい運動をしている人は、成長ホルモンや成長ホルモン促進剤を摂る必要はないのです。多くの場合、L-アルギニンやL-グルタミンはスポーツサプリメント複合剤に配合されています。

甘いものを控えるなら、ギムネマシルベスタ
インドハーブ療法で用いられるギムネマシルベスタを摂れば、甘い物を食べたくなくなります。
ギムネマ抽出物を数滴溶かしたお茶を一杯飲むと、人によってはそのあと1~2時間、甘い物を苦く感じるそうです。効果を試してみてください。
体重を落とす効果のある「ハーブペンフェンネル」
、減量用複合剤「ハーブペンフェンネル」を飲んだ人の心臓弁に異常が起きるという(死につながる) ひどい副作用が報告されたことから、この製品は回収されました。そして、ハーブペンフェンネルの代替品として登場したのがハーブ・ペンフェンといわれる、体熱発生促進物質(ハーブのエフェドラなど)と抗うつハーブ、セントジョーンズワートの複合サプリメントです。

これらのハーブには体重を落とす効果があります。ハープのエフェドラには代謝速度を上げ、脂肪の燃焼を早める効果があり、セントジョーンズワートが天然の食欲抑制剤であることはよく知られています。しかし、この二つのハーブの相乗効果を実証する研究は行われていません。

激しい運動の効果を高めるHMB
ベータ酪酸メチル(HMB)は新しいスポーツサプリメントのひとつです。アミノ酸の一種、ロイシンが体内で分解されてできるHMBは筋肉を鍛え、脂肪を落とすことで激しい運動の効果を高めます。

アイオワ州立大学の研究では、40人の男性にHMBサプリメント( 1日3 g)、もしくは偽薬を与え、40人全員に4週間、週3回のウェイトトレーニングを行ってもらいました。4週間後、HMBサプリメントを摂取していたグループは、偽薬グループと比べて筋肉が増えて脂肪が減少し、より体力がつきました。このサプリメントを使用するとトレーニングの効果が増大するかもしれません。毎日3 g、カプセル、もしくは粉末のサプリメントを摂取してください。

天然の食欲抑制剤、ヒドロキシクエン醸
ガルシニアともいわれるヒドロキシクエン酸(H CA)は、天然の食欲抑制剤であり、炭水化物とたんばく質が代謝によって脂肪に変わる速度を遅らせる発熱物質でもあります。

HCAは肝臓や筋肉がグリコーゲンを蓄積する力を強化して脂肪の生成量を減らし、食欲を抑えます。動物実験ではHCAが、食後8時間から12時間で脂肪生成量を40~80%も抑制することがわかっています。人間を対象とした研究でも、HCAを摂取すると食べる量が減り、脂肪として蓄積される量が減ることがわかっています。

HCA はダイエットドリンクやダイエット用スナックバーなどの減量剤に配合されており、カプセルでも入手できます。食前に500 mgのカプセルを、1日3錠までです。

スタミナを増強し、減量効果を高めるL-カルニチン
L-カルニチンはスタミナを増強し、減量効果を高めるスポーツサプリメントとして人気があります。L-カルニチンは心臓病患者が運動をする際のスタミナと持久力を高めることがわかっていますが、これまでのところ健康な人に大きな変化が現れるかどうかについての確証はありません。心臓病の人や狭心症患者、運動中に胸の痛みを感じる人は医師に相談してください。
運動能力や減土効果を高めるピルビン酸塩
ビルビン酸塩(焦性ブドウ酸塩)は新しく登場した高価なサプリメントです。少量でも(非常に高価なため)効果があるかどうかはわかりませんが、ボディビルダーたちは大いに信頼しています。ピルビン酸塩は体内にある天然物質で、からだの原動力となるATPを分泌させることから、エネルギーの使用に欠かすことができない物質です。最近の研究で、ピルビン酸塩を使用している運動選手は疲れにくく、なんと20%も運動能力が上がったことがわかっています。

また、カロリー摂取制限を行っている人に焦性ブドウ酸塩を与えたところ、ダイエットの効果が顕著に現れました。問題は、好結果が出た研究は15 gから44 gもの多量のピルビン酸塩を使用していることです。

ピルビン酸塩は高価ですから、これほど大量に使用すると費用は莫大なものになります。ピルビン酸塩の愛用者は大勢いますが、彼らはわずか5 g分でも効果があると主張しています。
ピルビン酸塩は安全で、時々胃に不快感を感じることがあるほかは副作用がほとんどありません。また、コレステロールや血圧を下げる効果もあります。まずは少量1日5 gで効果があるかどうか試してみてください。

脂肪を燃焼させるインドのハーブ、ハマビシ
テレスティスともいわれ、インドハーブ療法で使われるハマビシは、テストステロンを増加し、筋体積を増やして脂肪を燃焼します。

ブルガリアで行われた研究では、ハマビシが体内のLH(黄体ホルモン)生成量を増加させて男性のテストステロンの生成を促すことがわかっています。ハマビシは多くのDHEAやアンドロステンジオンなどの、男性向けのさまざまなサプリメントが配合されたスポーツサプリメントに入っています。ホルモン剤の使用に関しては注意してください。テストステロンは分解されてさらに強力なジヒドロテストステロンに変化し、前立腺の成長を促し、良性前立腺肥大症や前立腺がんを引き起こします。前立腺疾患の人や、家系に前立腺がんにかかったことのある人がいる場合、テストステロン促進剤の使用は避けてください。

体力を向上させるバナジル硫酸塩
ボディビルダーはバナジル硫酸塩のおかげで体力がついたという人が多数います。バナジルは炭水化物とたんばく質の代謝を調節するインスリンと似た働きをし、細胞がエネルギーを生成できるような形に分解します。

熱心なボディビルダーはバナジル硫酸塩を使いはじめて2~3週間で体型と筋肉の強度に違いを感じるようになるそうです。しかし、バナジルは血糖値を著しく低下させるので、場合によっては危険です。

血糖降下薬を使用している人や、糖尿病の人は、必ず医師に相談してください。からだを鍛えるためには通常、人気があります。
ボディビルダーや運動選手は肉体が資本ですから、いまある筋肉を維持し、新しい筋肉をつくるために余分なたんばく質を必要とします。彼らによると、乳清たんばく質濃縮物は低カロリー、低脂肪で、吸収率も高いので最良のたんばく質です。また、乳清には強力な免疫力強化化合物も含まれています。乳清たんばく質濃縮物は単体で販売されていたり、食事の代用となる粉末サプリメントに配合されています。大さじ2杯(30 g)をコップ半分の水またはジュースに溶かして毎日飲んでください。


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