カプサイシン エネルギーの代謝をアップ する 効能 効果 についてです。カプサイシンは唐辛子の辛味をもたらす主成分で、体脂肪を燃やすなどのダイエット効果、健康増進効果があると一般にいわれています。
カプサイシン 効能 効果
カプサイシンは唐辛子の辛味をもたらす主成分で、体脂肪を燃やすなどのダイエット効果、健康増進効果があると一般にいわれています。唐辛子は、体を温めたり、胃を健康に保ったりなどで、古くから利用されてきました。
カプサイシンは科学的にエネルギー代謝を高めることが実証されています。エネルギー代謝は人の体内に蓄積された糖質や脂肪の消費と直結していて、エネルギーの代謝が高まると消費が促進され、体脂肪の減少や肥満の解消につながります。
カプサイシンの摂取によってエネルギー代謝が高まる理由は、カプサイシンが脳の中枢神経を刺激して、副腎髄質ホルモンアドレナリンの分泌が活発になることにあります。脂肪などのエネルギー源の燃焼を促進して強心や発汗など代謝をアップさせます。
韓国の建国大学での研究によると、カプサイシンがガン誘発たんぱく質となる上皮成長因子受容体の活性を誘導し、炎症の誘発、ガンの発生に重要なたんぱく質を発現させることで、皮膚ガンなどを促進することがマウスを使った実験で証明されました。
皮膚に塗る局所用鎮痛剤にも用いられていますが、痛みを緩和するうえで重要なたんぱく質など、ガン抑制物質が相対的に不足した成人の場合、カプサイシンの大量摂取がガンの発生を大きく促進しかねないこともわかりました。
しかし、カプサイシン単体の場合はそうでないことから、カプサイシン自体がガンを誘発する物質なのではなく、ガンの発生を促進する機能を備えているということが伝えられました。
カプサイシンには末梢神経を刺激して血管をひろげ血液循環を改善するという働きがあるので、血行不良が要因となる冷え性や肩こりにも効果が期待でき、特に女性にはうれしいものだといえるでしょう。そのほか、胃液の分泌を促進して消化を助ける働きもありますので、食欲がないときにも有効です。
飲み方
辛味成分が含まれていますので、大量摂取に注意しましょう。まれに体質に合わない人もいますので、摂取後、体調のすぐれない場合は使用を中止してください。
こんな人にオススメ!
- 肥満
- ダイエット
- 冷え性
- 肩がこる
- 食欲不振