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免疫力の向上にケール

効能・効果

ケールは青汁の主原料でおなじみのアブラナ科の植物。原産地は温暖な気候の地中海沿岸地域です。キャベツの原種に近く、一種ではありますが、結球はしません。つまり、キャベツや白菜のように葉が重なりあって球状になることはなく葉が広がるので、どの葉も太陽の光をいっぱいに浴びて緑色になります。サラダや炒めものにして料理できることから家庭菜園でも好まれて栽培されてきましたが、栄養成分にとても優れているため、青汁の原料として栽培され使われています。

この緑色のケールの葉には栄養成分が豊富で、緑黄色野菜の中でもビタミン、ミネラルの含有量はとても多く、食物繊維や葉緑素も含まれます。なかでもビタミンA(β-カロテン)、ビタミンCが多く含まれています。ある青汁の製造メーカーによると、キャベツと比較した場合、カルシウムは3.5倍、ビタミンC、ナトリウムやカリウムは2倍、β-カロテンにいたっては、なんとおよそ30倍も含まれているそうです。

ケールに多く含まれるこのβ-カロテンには、活性酸素を抑制する強い抗酸化作用があります。活性酸素は心臓の病気や動脈硬化などを引き起こす原因となる物質であり、老化の元になるともいわれてるので、ケールの青汁を摂取することで生活習慣病や老化を予防する効果が期待できます。また、β-カロテンは体内のビタミンAが不足したときにはビタミンAに変化して働くという機能があって、目や口・鼻などの粘膜の増強、肌荒れの予防や視力の回復などにも役立ちます。

青汁製造メーカーが女性を対象に行った血液検査では、毎日一定量の青汁を一ヶ月間ほど摂取したところ、免疫力を高めるNK(ナチュラルキラー)細胞の活性化が認められています。免疫力の向上は、風邪からガンまで様々な病気の予防に効果的です。

飲み方

青汁として粉末タイプが主流。粒タイプもあります。健康な人が摂取するぶんには摂りすぎの心配は特にありません。カリウムを多く含むものについては、腎臓疾患のある人は注意が必要です。

こんな人にオススメ!

  • 風邪をひきやすい
  • 目が疲れる
  • 肌荒れが気になる
  • ガンの予防
  • 動脈硬化の予防

おいしい青汁|青汁畑

クロレラで免疫機能を強化する

効能・効果

クロレラは淡水にすむ植物プランクトンで藻の一種。アオノリと同じ緑藻類の仲間です。クロレラにはタンパク質をはじめ、アミノ酸、ビタミン類、ミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。成分の50パーセント以上が良質のタンパク質でできていて、古くから注目されてきました。その組成は緑黄色野菜のかぼちゃやほうれん草に似ていて、クロレラを摂取することで緑黄色野菜を食べるのと同じような栄養素を摂ることができます。栄養補給源として優れていて、比較的安全性が高く、いろいろな病気の予防や改善に利用されています。

多くの有効作用がありますが、近年では体の抵抗力を高める食品として期待されています。また、体内の有害物質、汚染物質などを除去し解毒する作用が注目を集めています。それは、クロレラの摂取によるアルブミン値の上昇にあります。アルブミンは体内で一番強力な抗酸化物質といわれていて、ビタミン、ミネラル、脂肪酸などを運び、また体内の毒素を細胞から除去して解毒するために肝臓へと運ぶ働きをしています。アルブミン値が上がるのは肝臓や腎臓の機能が良く、毒素の排出や免疫機能を強化していることにつながります。

クロレラは藻の一種で葉緑素(クロロフィル)の含有量が多いのですが、この葉緑素には抗酸化作用があって、生活習慣病の予防や改善に効果的です。臨床実験では、高血圧、コレステロール値、中性脂肪値の改善効果が認められています。

一般の食材に近い成分なので、副作用は特に知られてはいませんが、人によってはアレルギー症状や過敏症を起こすこともあるようです。

飲み方

サプリメントには粒、粉末、エキスなどがあります。空腹時に摂取すると、より効果的です。

こんな人にオススメ!

  • 疲れやすい
  • 風邪をひきやすい
  • 肝・腎機能の強化
  • 高血圧
  • コレステロール値が高い

動脈硬化の予防にグレープシード

効能・効果

グレープシードというのは文字どおりブドウの種子のことで、そこに含まれるエキスを抽出した成分です。ポリフェノールの主成分であるプロアントシアニジンが大量に含まれています。プロアントシアニジンには強い抗酸化力があり、それはカテキンやビタミンEの5倍ともいわれます。抗酸化力が強いため、老化防止や白内障など目の健康を保ったり、動脈硬化の予防など血管の健康を守るのにも有効です。血管内の脂肪やコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化や血栓を予防します。

フランス人は動物性脂肪の多い食事をとっているのに動脈硬化などによる死亡率がとても低いのですが、これは、フランス人が日常で大量に消費する赤ワインの成分のポリフェノールの働きによるものだと考えられています。近年の研究でポリフェノールは、生活習慣病などたくさんの疾患や老化に関連する活性酸素を消去する作用など、様々な機能をもっていることが明らかになりました。また、グレープシードが眼精疲労の改善、花粉症などのアレルギー症状の改善にも役立つことが期待されています。

グレープシードオイルも注目を集めていて、いろいろな料理に使われます。また肌への刺激が少ないため、食べるだけでなく、アロマオイルのベースとなるキャリアオイルとしても使用されます。抗酸化力と保湿力に優れ、ボディーマッサージなど美肌のために美容面でも利用されています。プロアントシアニジンは、シミの原因となるメラニン色素を作る酵素の働きを抑制するので、肌のシミやくすみを防ぐのにも期待できます。

飲み方

サプリメントの種類には、粒やカプセルがあります。赤ワインから摂取するなら、1日にグラスに2杯程度を目安に飲みましょう。

こんな人にオススメ!

  • 白内障
  • 目が疲れる
  • 老化予防
  • 動脈硬化の予防
  • 血行が悪い
  • 花粉症

クランベリーで尿路感染症を予防

効能・効果

クランベリーは北アメリカに自生するツルコケモモ科の果樹で、小さな赤い実がなります。とても酸味が強くそのまま生で食べるのは難しいので、ジャムやジュース、お菓子の材料に使用されます。名前の由来については、花が開く前の茎や花の形が鶴の首・頭・くちばしに似ていることからcrane berryといわれていますが、鶴の好物であることからという説もあります。

アメリカの先住民の間で古くから尿路感染症の治療にクランベリーの果汁が使われてきた歴史がありますが、現在では多くの研究によってその効果が医学的にも明らかにされていて、膀胱炎(ぼうこうえん)や腎盂腎炎(じんうじんえん)などの治療や予防に利用されています。アメリカの大学の研究によると、クランベリーの果汁には尿中のバクテリアと白血球の増加を抑制する効果があることや、果汁の粉末を使って尿路感染症の再発防止の効果があることが確認されています。その効果は、クランベリーに含まれるポリフェノール成分のプロアントシアニジンが細菌が付着するのを阻害する作用によるものです。日本人に身近なブルーベリーに含まれるポリフェノールの含有量と比べると、クランベリーはおよそ2倍多いです。

尿路感染症は、尿の通り道である尿道、膀胱、腎臓などが細菌によって炎症を起こすもので、高齢者や、尿道が短いことから男性よりも女性に多い病気です。この炎症に対し力を発揮するのは、強い殺菌作用があり果実に多く含まれる成分のキナ酸が、代謝により尿路感染症の治療に有効な馬尿酸という酸性の物質に変化するためです。馬尿酸は尿のpH(ペーハー)を酸性にして、細菌の増殖を防ぎます。そして、クランベリーの有効成分プロアントシアニジンの細菌付着阻害作用との相乗効果によって感染を予防します。

プロアントシアニジンにはとても強い抗酸化作用があるため、クランベリーには尿路感染症の予防だけでなく、歯周病や歯肉炎の改善・予防、また老化予防にも有効ではないかとされています。

飲み方

サプリメントの種類には、カプセルや粒タイプがあります。ジュースやジャムなど食品から摂取する場合は、甘味料が多く使用されているので糖分の摂りすぎに注意しましょう。

こんな人にオススメ!

  • 尿路感染症の予防
  • 膀胱炎
  • 腎盂腎炎
  • 尿がにおう

グルコサミンで関節痛を和らげる

効能・効果

『グルコサミン』はメディアでもよく取り上げられていて、知っている人も多いでしょう。グルコサミンは糖とアミノ酸が結合したアミノ糖の一種で、軟骨の構造に重要なグリコサミノグリカン(糖タンパク質やヒアルロン酸など)の産生を刺激する働きがあり、軟骨がすり減っても再生を促して劣化するのをくい止める役割をしています。このように、関節の修理をしてくれるとても大切な成分です。

高齢化が進む日本では、変形性関節炎などで苦しんでいる人が大勢います。変形性関節炎とは、関節の骨の端にある軟骨がすりきれて劣化してしまい関節が変形することで、曲げたり伸ばしたり、動かしにくくなる病気です。軟骨は関節が動く際に衝撃を吸収するクッションの働きをしているため、それも失われてしまい、結果、痛みが伴います。この変形性関節炎の原因は、人が歳を重ねるに連れ体内でのグルコサミンの合成が低下してくるためだと考えられています。

グルコサミンは動物性のムコ多糖類に含まれている自然の食品成分で、カニやエビなどの殻のキチン質に多く含まれています。そして、このような食品を使用したグルコサミンの摂取の臨床実験をおこなった結果、非ステロイド抗炎症薬と比べて、グルコサミンのほうが変形性関節炎の炎症や痛みを抑えるのに有効であることが示されました。また、電子顕微鏡を使用した研究では、劣化してザラザラだった患者さんの軟骨の表面が、グルコサミンの摂取によって滑らかになることが確認されていて、壊れた軟骨の再生にも効果を発揮するのではないかと考えられています。

グルコサミンの摂取にあたって副作用については、胃の不快感や下痢といった消化器官の症状がでることがあります。甲殻類に含まれる成分ですが、アレルギーは報告されていません。しかし、心配な人は摂取を控えたほうがよいでしょう。

飲み方

サプリメントには、粒やカプセルタイプの種類があります。長期間の摂取と、同時にコンドロイチンの摂取がより効果的とされています。

こんな人にオススメ!

  • 変形性関節炎の予防
  • 膝痛
  • 腰痛
  • 膝や肘が曲げにくい

幅広い薬効のあるクマザサ

効能・効果

クマザサは、冬になると葉の縁が枯れて白くなる(隈取りがある)ことをあらわして「隈笹」と書かれたり、笹が深い山地にあり、冬眠から目覚めた熊が体力を回復させるために食べることから「熊笹」と書かれたりもします。そんなクマザサは、東北地方では、胃病、糖尿病、風邪、高血圧などの薬として、古くから民間療法に利用されてきました。現在では、乾燥させた葉を煎じてお茶にしたり、笹から抽出されたエキスが健康食品として広く利用されています。

その薬効に大きく影響しているといわれているのが、クマザサの葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)や笹多糖体です。葉緑素はコレステロール値や血圧の低下、貧血の改善など、たくさんの作用をもっています。笹多糖体には人体に不足しがちなグルコース、マンノース、アラビノースといった栄養素が豊富に含まれていて、細胞膜を強化する、免疫力を高める作用が認められています。

また、クマザサの葉には血液を固めるのに必要なプロトロンビンを増やすビタミンKの含有量が多くて、骨の形成に欠かせないカルシウムが溶け出すのを防いで骨を丈夫にするため、女性に多い骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にも役立ちます。

そして、クマザサはガンの予防にも期待されています。その成分は、葉に含まれているリグニンといわれる物質と、笹の防腐作用をつかさどるパンフォリンといわれる多糖類です。リグニンでは動物での実験でガン細胞の抑制が認められていて、パンフォリンは人の免疫力を向上させるのに役立ちガンの増殖を抑えること、正常な細胞に対しては害がないことなどがわかっています。

国際ピロリ菌学会では、特別な抽出法で採取したクマザサエキスにはピロリ菌を死滅させる作用があることが発表されていて、世界で注目されています。ピロリ菌は、慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の発症と大きな関係があることがわかっている細菌で、胃粘膜のわずかな空間に棲息し、潰瘍を患っている人はピロリ菌に感染している確率が高いとされています。なお日本では、40歳以上の人のおよそ70パーセントがピロリ菌を保持しているともいわれています。

飲み方

サプリメントの種類には液状エキス、お茶、粒などがあります。

こんな人にオススメ!

  • 免疫力強化
  • 高血圧
  • 胃・十二指腸潰瘍の予防
  • ガンの予防
  • 骨粗鬆症の予防
  • 貧血

桑の葉で血糖値の上昇を抑制

効能・効果

桑の葉は、古くから蚕(かいこ)のエサとして用いられてきた植物です。桑という落葉樹の、薄くてツヤのある葉っぱです。中国ではこの葉を乾燥させたものが生薬として重用されてきました。この桑の葉には血糖値の上昇を抑える成分があることがわかり、糖尿病を予防するサプリメントして人気が高まっています。ちなみに、果実はラズベリーのようにつぶつぶが密集した形で熟すと黒っぽくなります。甘酸っぱさが魅力で、ジャムや果実酒などに使用されます。

有効成分は、デオキシノジリマイシン(DNJ)という、桑の葉にしか含まれないものです。これまでの研究では、このDNJが体内にあるα-グルコシダーゼという酵素の働きを阻害することがわかっています。α-グルコシダーゼは小腸に存在していて、糖類をブドウ糖まで分解し、そのブドウ糖を小腸から血管へと輸送する役割がありますが、DNJの摂取により、このような小腸からのブドウ糖の吸収が妨げられて、血糖値の上昇を抑え正常化をもたらします。

食前と食事中というふうに、桑の葉の摂取状況を変えての臨床実験の結果では、食前の摂取よりも食事中の摂取のほうが食後の血糖値を抑制することが確認されています。

そのほか、桑の葉は、カルシウム、鉄分、カリウム、ビタミン類、食物繊維、、フラボノイド、カロチンなどを豊富に含んでいます。桑の葉に含まれる食物繊維やフラボノイド類が中性脂肪値やコレステロール値を下げる働きをします。食物繊維が腸からのコレステロールの吸収を抑えます。また、糖分をゆっくりと吸収する性質があり、肥満の防止にも有効です。さらに、桑の葉にはキャベツの60倍にも相当するカルシウム、小松菜の15倍に相当する鉄分、そして、ほうれん草の10倍に相当するカロチンなど、現代人に不足しがちな栄養成分が豊富に含まれています。

飲み方

サプリメントの種類には粉末、錠剤、お茶、エキスドリンクなどがあります。食事中の摂取が効果的です。最近は、青汁タイプもあります。

こんな人にオススメ!

  • 血糖値が高い
  • コレステロール値が高い
  • 中性脂肪値が高い
  • 肥満

神仙桑抹茶ゴールド

黒酢のたっぷりアミノ酸で健康パワーアップ

効能・効果

鹿児島県など南九州で、伝統の製法でつくられてきた酢を『黒酢』といいます。黒酢といえば、メディアなどで多く取り上げられ、体に良いというイメージが強く健康食品としても人気があります。

本来の黒酢は、壺の中にお米と麹と水を入れて1年くらいねかせてつくられるものですが、近年では、米酢の熟成期間を長くした茶褐色の酢も含まれます。ちなみに中国産の黒酢にはコーリャンといわれるモロコシや大麦などが使われているそうです。

黒酢の発酵には麹菌、乳酸菌、酵母や酢酸菌などの微生物が複雑に関係しています。発酵の中で生み出されるアミノ酸、ペプチド、有機酸などが、黒酢の独特な深い味わいをつくり出しています。熟成を重ねていくうちに、液が徐々に黒く色づいていくのですが、その現象についてはまだ詳しく解明されていないようです。

人間の体の主要な部分、血液や臓器、筋肉などは、たんぱく質で構成されているのですが、このたんぱく質は、アミノ酸が結合してできています。健康な体にとって、アミノ酸はとても大切な存在です。アミノ酸の中には、体内ではつくられずに食べ物から摂取しなければならない必須アミノ酸もあります。

黒酢はこれらのアミノ酸を豊富に含んでいて、その含有量は普通の酢の5倍~10倍ともいわれ、鎖のように繋がったペプチドが無数にあるといわれています。ペプチドには血圧を正常にする作用があり、黒酢にもこのような効果が期待されています。

酢が体にいいのはわかっているけれど、あの酸っぱさが…という人には最近は、国産原料のにんにくと合わせた黒酢のサプリもあります。

たくさんの種類のアミノ酸と有機酸が含まれている黒酢には、さまざまな効用があります。有効成分のひとつであるクエン酸(有機酸)には疲労物質の乳酸を分解する作用があって、疲労回復に効果を発揮します。乳酸の分解は、血流を安定させたり動脈硬化も予防します。酢を飲むと体が柔らかくなるといいますが、これは、乳酸がたんぱく質と結合することで起こる筋肉の硬化を防ぐためであり、肩こりや腰痛の改善にもつながります。普段、あまり酸っぱいものが苦手な方でも疲労感が強いときには酸っぱいものを口にしたくなるのはこうした理由です。

なお、黒酢を含めた酢の作用の特徴には、ほかの食品の栄養成分が破壊されるのを防ぐ働きがあります。糖分と酢酸を同時に摂取することで、運動によって消耗したグリコーゲンが再補充されるのが促進されて疲労回復効果が早まるとされています。

血圧が高いのを改善したくて酢を飲もうとかんがえていらっしゃる方は「酢は天然の降圧剤」を読んでみてください。

飲み方

種類には、粒、カプセル、液状などのタイプがあります。液状の黒酢の場合は、水や果物ジュースなどで薄めて飲みます。濃い状態で飲むと胃の粘膜を傷つける可能性があります。また、空腹時に摂取するのは避けるのがおすすめです。

こんな人にオススメ!

  • 疲れやすい
  • 肩がこる
  • 高血圧
  • 体質改善
  • 生活習慣病の予防

国産黒豆を発酵させた「発酵黒豆」は脂肪と血糖に効く無添加ドリンクに! – 健康はまず口に入るモノから見直す。

血糖値の上昇を抑えるギムネマ・シルベスタ

効能・効果

ギムネマ・シルベスタは、インド南部やアフリカなど熱帯地方に自生するガガイモ科の蔓(つる)性の植物です。この葉を噛むと1~2分後には舌で甘みを感じることができなくなるため、インドではグルマール(糖を壊すもの)と呼ばれています。インドの伝承医学アーユルヴェーダでも、糖尿病の予防などに有効なハーブとして利用されてきました。

この甘みを消失させる作用は、ギムネマ・シルベスタに含まれる主成分のギムネマ酸によるものです。ギムネマ酸はグルクロン酸というブドウ糖と似た構造を持っているのですが、酸味や苦味といったほかの味覚には影響しないことから、舌の味蕾(みらい)の甘みを感じる部分にグルクロン酸が結合するためだと考えられています。

ギムネマ酸は糖分の吸収を抑えたり、血糖値の上昇を抑えるのに有効です。ギムネマ酸が体内に吸収されると、腸管で糖質が吸収されるのを抑えます。ギムネマ酸は小腸から糖分の吸収だけを抑制するので、血糖値が下がり、インスリンの分泌が少なくて済みます。その結果、膵臓(すいぞう)の負担が減って糖尿病の改善に役立ちます。つまり、食事で糖質を摂取しても血糖値の上昇が抑えられるのです。しかも、必要以上に血糖値を下げることはないので低血糖による弊害も少ないです。

血糖値の上昇を抑えることは、肥満の予防にもつながります。糖分の吸収が阻害され、未消化となった食べ物は食物繊維と同じような働きをして便秘を改善します。食事制限によるダイエットだと栄養不足になったり便秘になったりしやすいのですが、その心配がなく、ダイエット効果も期待できます。また、虫歯にある酵素の活性を阻止することから、歯垢を防ぎ、虫歯の予防にもなることが期待されています。

飲み方

サプリメントの種類には粒、錠剤、お茶などがあります。大量に服用すると下痢をすることがあるので注意が必要です。

こんな人にオススメ!

  • 甘いものが好き
  • 糖尿病
  • 肥満の予防
  • 虫歯の予防

ギムネマ・シルベスタとは「ギムネマエキス」配合で、ダイエットしてるけど、甘いものが大~スキで困ってるあなたのダイエッターサポート! 甘いもの、お酒、糖分の摂りすぎで、健康値が気になるあなたの健康生活サポートに。

関節炎などの痛みにキャッツクロー

効能・効果

キャッツクローは、南米ペルーなどアマゾンの熱帯森林に自生するアカネ科の蔓(つる)状の樹木。葉の付け根に猫の爪(キャッツクロー)のような太いトゲが生えていることからそう呼ばれています。わずかな数の木しか育たないため貴重で、現地の人に「幻の樹木」ともいわれているそうです。

抗炎症剤として穏やかな作用で副作用がないことからWHO(世界保健機構)も認定している薬用の植物です。インカ帝国の時代から、先住民の間では貴重な薬草として利用されてきたという歴史があります。

キャッツクローの樹皮や根には、免疫強化作用のある物質アルカロイドや抗潰瘍作用のあるカテキン、抗炎症作用のあるキノビック酸などが含まれています。アルカロイドというのは植物中に存在し、塩基性を示して窒素を含む有機化合物の総称ですが、キャッツクローには6種類のアルカロイドが含まれています。これらの効用には、短期間の服用で伝染性疾患や悪性腫瘍に対して免疫効果を発揮する大きな特徴があります。関節炎やリウマチ、痛風の炎症を鎮めるのに有効であり、慢性胃炎や十二指腸潰瘍などにも、内臓への負担がほとんどかからないので安心して服用できます。

飲み方

サプリメントの種類は粒タイプやカプセルタイプ、粉末エキス、ティーバッグのお茶もあります。キャッツクローには女性ホルモンを調整する働きもありますので、妊婦さんは使用を控えましょう。

こんな人にオススメ!

  • 関節炎
  • リウマチ
  • 痛風
  • 慢性胃炎
  • 気管支炎
  • ヘルペス