幅広い薬効のあるクマザサ

効能・効果

クマザサは、冬になると葉の縁が枯れて白くなる(隈取りがある)ことをあらわして「隈笹」と書かれたり、笹が深い山地にあり、冬眠から目覚めた熊が体力を回復させるために食べることから「熊笹」と書かれたりもします。そんなクマザサは、東北地方では、胃病、糖尿病、風邪、高血圧などの薬として、古くから民間療法に利用されてきました。現在では、乾燥させた葉を煎じてお茶にしたり、笹から抽出されたエキスが健康食品として広く利用されています。

その薬効に大きく影響しているといわれているのが、クマザサの葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)や笹多糖体です。葉緑素はコレステロール値や血圧の低下、貧血の改善など、たくさんの作用をもっています。笹多糖体には人体に不足しがちなグルコース、マンノース、アラビノースといった栄養素が豊富に含まれていて、細胞膜を強化する、免疫力を高める作用が認められています。

また、クマザサの葉には血液を固めるのに必要なプロトロンビンを増やすビタミンKの含有量が多くて、骨の形成に欠かせないカルシウムが溶け出すのを防いで骨を丈夫にするため、女性に多い骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にも役立ちます。

そして、クマザサはガンの予防にも期待されています。その成分は、葉に含まれているリグニンといわれる物質と、笹の防腐作用をつかさどるパンフォリンといわれる多糖類です。リグニンでは動物での実験でガン細胞の抑制が認められていて、パンフォリンは人の免疫力を向上させるのに役立ちガンの増殖を抑えること、正常な細胞に対しては害がないことなどがわかっています。

国際ピロリ菌学会では、特別な抽出法で採取したクマザサエキスにはピロリ菌を死滅させる作用があることが発表されていて、世界で注目されています。ピロリ菌は、慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の発症と大きな関係があることがわかっている細菌で、胃粘膜のわずかな空間に棲息し、潰瘍を患っている人はピロリ菌に感染している確率が高いとされています。なお日本では、40歳以上の人のおよそ70パーセントがピロリ菌を保持しているともいわれています。

飲み方

サプリメントの種類には液状エキス、お茶、粒などがあります。

こんな人にオススメ!

  • 免疫力強化
  • 高血圧
  • 胃・十二指腸潰瘍の予防
  • ガンの予防
  • 骨粗鬆症の予防
  • 貧血

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