眼と肝臓に役立つメグスリノキ

効能・効果

目によい植物といえばブルーベリーなどベリー類が代表的ですが、それだけではありません。知っている人もいるかと思いますが、メグスリノキという樹木があります。メグスリノキは、日本特産のカエデ科の落葉樹で、東北地方の南部から四国や九州地方まで広い範囲に自生しています。5~6月に黄緑色の花が咲き、秋になると美しく紅葉します。『目薬木』というその名前のとおり目の病気に効く民間薬として知られていますが、江戸時代から利用されてきたといわれています。地域によってはチョウジャノキ(長者の木)などとも呼ばれるそうですが、煎じた液を飲むと、目のかすみがなくなり千里先までよく見えるようになったことから、「千里眼の木」という別名もあります。

メグスリノキは昔から、疲れ目や目のかすみに樹皮を煎じた汁を服用したり、目薬や洗眼剤として、ほかに、二日酔いの解消など肝臓への効果があるとして重宝されてきたようです。有効成分はロドデンドロールという成分で、含まれているのは主に樹皮の部分です。このロドデンドロールの働きで肝機能が高まり、機能を改善させます。解毒作用が活発になり、利尿作用もあるといわれています。

葉や茎、小枝にも成分は含まれていますが、効果に対する成分やメカニズムは、まだ十分には解明されていません。しかし、近年の科学的研究により、目の疾患への効果が期待できるデータが発表されています。よく起こりがちな目の症状、例えば目のただれ、ものもらい、アレルギー性結膜炎などには、メグスリノキに含まれるタンニンによる、細菌の増殖を抑える抗菌作用、炎症を抑える収斂(しゅうれん)作用が効果をもたらすものと報告されています。

目と肝臓には密接な関係があると東洋医学ではいわれていますが、このように、メグスリノキは目のほかに肝臓にも効果をもたらすことが注目されています。白内障、網膜症といった糖尿病の合併症の発症を抑える可能性も考えられています。

飲み方

お茶、健康飲料、煎じ用の小枝チップ、粒タイプなどの種類があります。妊娠中や授乳中の人は、摂取する前に医師への相談が必要です。
目には乾燥させた葉や小枝を煎じたものを、肝機能には樹皮を煎じたものを飲むとよいとされています。なお、煎じたものにはロドデンドロールによる苦味がありますので、苦手な人には粒のサプリメントがよいでしょう。

こんな人にオススメ!

  • 眼精疲労
  • 目がかすむ
  • 結膜炎
  • 白内障
  • 眼圧低下
  • 肝機能の強化

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