難消化性デキストリン 肥満を予防する

2021-08-21

難消化性デキストリン 肥満を予防する 効能 効果についての情報です。難消化性デキストリンは、とうもろこしやじゃがいものデンプンを消化酵素アミラーゼというもので加水分解して、消化しにくい成分を取り出し調整をした水溶性食物繊維です。

難消化性デキストリン 効能 効果

難消化性デキストリン 肥満を予防する
難消化性デキストリン 肥満を予防する

難消化性デキストリンは、とうもろこしやじゃがいものデンプンを消化酵素アミラーゼというもので加水分解して、消化しにくい成分を取り出し調整をした水溶性食物繊維です。

食物繊維は世界で遙か昔からその有益性が注目されていたそうですが、日本では長い間、消化されない不要なものというような認識をされててきました。しかし、研究が世界中で広く行われるようになってからは、食物繊維の健康への効果がますます注目されるようになりました。

難消化性デンプンは 20 世紀の終わり頃には製造法が発明されて、それから現在においては、安全性が高い食品素材として、たくさんの食品に使われています。

食物繊維というと整腸作用があって、便秘を改善させることなどが一般的に知られているように、難消化性デキストリンも、同じ様に便秘の改善や予防にも効果をあらわします。食品に含まれる水分を吸収しゼリー状に変化して、便を軟らかくしたり、かさを増したり、腸の中で善玉菌を増やして腸内環境を整えたりします。

また、難消化性デキストリンには、食後に急激に血糖が上昇するのを穏やかにする働きがあります。さらに、脂肪やコレステロール値の低下作用もあって、肥満の予防や生活習慣病の予防にも役立つとされています。

ほかに、マグネシウム、カルシウム、鉄や亜鉛といったミネラル類の吸収率を高める働きもあるようです。

難消化性デキストリンはデンプンからつくられている食材であって、自然の食材で含まれているものはありません。トクホ(特定保健用食品)や健康補助食品の中に材料として含まれています。溶液は低粘性ですが透明であるため、食品の味や見ためにそれほど影響しないところが利点です。安全性が高いこともあり、いろいろな食品への利用が可能です。

食物繊維としての難消化性デキストリンの 1 日の摂取量は、3 ~ 8 g が目安とされています。食後の血糖や中性脂肪の上昇を抑制するので、炭水化物、油っこい料理や甘味料を使ったものと一緒に摂取することで、糖質や脂質が吸収されるのを緩やかにします。

飲み方

サプリメントには、粉末タイプと、お茶や青汁などに含まれている飲料タイプがあります。食前か食事中の摂取が効果的で、ゲル化する性質なのである程度の水分と一緒に摂取するほうがよいです。体質や体調などによっては、摂りすぎるとお腹が緩くなることがあります。

こんな人にオススメ!

  • 便秘を改善したい
  • 体脂肪率が高い
  • 肥満の予防
  • 生活習慣病の予防

コレステロール 対策