クランベリーで尿路感染症を予防

効能・効果

クランベリーは北アメリカに自生するツルコケモモ科の果樹で、小さな赤い実がなります。とても酸味が強くそのまま生で食べるのは難しいので、ジャムやジュース、お菓子の材料に使用されます。名前の由来については、花が開く前の茎や花の形が鶴の首・頭・くちばしに似ていることからcrane berryといわれていますが、鶴の好物であることからという説もあります。

アメリカの先住民の間で古くから尿路感染症の治療にクランベリーの果汁が使われてきた歴史がありますが、現在では多くの研究によってその効果が医学的にも明らかにされていて、膀胱炎(ぼうこうえん)や腎盂腎炎(じんうじんえん)などの治療や予防に利用されています。アメリカの大学の研究によると、クランベリーの果汁には尿中のバクテリアと白血球の増加を抑制する効果があることや、果汁の粉末を使って尿路感染症の再発防止の効果があることが確認されています。その効果は、クランベリーに含まれるポリフェノール成分のプロアントシアニジンが細菌が付着するのを阻害する作用によるものです。日本人に身近なブルーベリーに含まれるポリフェノールの含有量と比べると、クランベリーはおよそ2倍多いです。

尿路感染症は、尿の通り道である尿道、膀胱、腎臓などが細菌によって炎症を起こすもので、高齢者や、尿道が短いことから男性よりも女性に多い病気です。この炎症に対し力を発揮するのは、強い殺菌作用があり果実に多く含まれる成分のキナ酸が、代謝により尿路感染症の治療に有効な馬尿酸という酸性の物質に変化するためです。馬尿酸は尿のpH(ペーハー)を酸性にして、細菌の増殖を防ぎます。そして、クランベリーの有効成分プロアントシアニジンの細菌付着阻害作用との相乗効果によって感染を予防します。

プロアントシアニジンにはとても強い抗酸化作用があるため、クランベリーには尿路感染症の予防だけでなく、歯周病や歯肉炎の改善・予防、また老化予防にも有効ではないかとされています。

飲み方

サプリメントの種類には、カプセルや粒タイプがあります。ジュースやジャムなど食品から摂取する場合は、甘味料が多く使用されているので糖分の摂りすぎに注意しましょう。

こんな人にオススメ!

  • 尿路感染症の予防
  • 膀胱炎
  • 腎盂腎炎
  • 尿がにおう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です