免疫機能を向上させる乳清タンパク

効能・効果

乳清タンパクは、牛乳からタンパク質だけを取りだして、さらに有用な成分だけを抽出したものです。ホエイプロテインとも呼ばれます。牛乳にはおよそ3パーセントほどのタンパク質が含まれていて、そのうちの約20パーセントが乳清タンパクです。ほかのタンパク質と比べて、乳清タンパクは体内の吸収速度が速く、タンパク質の利用率が高いという特徴があります。強い筋肉をつくるための理想のタンパク質といわれていて、スポーツ選手やボディービルダーなど強靱な筋肉を必要とする人たちに人気がありますが、一般の人も免疫力を強化するために摂取したい成分です。

人間の体には自己免疫機能というものがあって、消化管に細菌毒素や悪玉菌などの異物が入ってくると、それを排除して体を守ろうとします。細菌毒素は腹痛や下痢、食中毒の原因となる物質とされてきましたが、近年では、免疫異常やアレルギー性疾患といった治りにくい病気の原因となることが知られるようになりました。

乳清タンパクには、すべての細胞に存在するグルタチオンという抗酸化物質を増加させる働きがあることがわかっています。このように、抗酸化性、抗菌性の面でも優れていることがこれまでの研究で明らかになっていて、幅広い効用が期待されています。グルタチオンは、活性酸素の攻撃から細胞を守り、免疫機能を向上させます。また、アルツハイマー病のような退行性の疾患を予防するとみられています。しかし、年齢を重ねるとともに徐々に減少していき、それに伴って病気にかかりやすくなります。グルタチオンは体内では吸収が悪いので、乳清タンパクのようなグルタチオンの増加作用のある物質が役に立ちます。

ほかに、乳清タンパクに含まれるラクトフェリンという糖タンパク質が、大腸ガンを予防するとして注目されています。これは、ラクトフェリンが腸内の悪玉菌を減らすことで、大腸ガンの誘因となる有害な二次胆汁の生成を抑えるためだと考えられます。さらに、乳清タンパクには抗炎症作用があって、肌荒れにもその効果が期待できます。乳清が配合された化粧品なども商品化されてきています。

飲み方

乳清タンパクのサプリメントには、カプセル、粒、粉末などがあります。多量摂取によって健康が増進するものではないので、記載の摂取目安量を守りましょう。

こんな人にオススメ!

  • 体力をつけたい
  • 病気をしやすい
  • 筋肉をつけたい
  • 免疫機能の強化
  • 大腸ガンの予防
  • 感染症の予防

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